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情報系大学生の技術的なこと

技術書典3に一般参加した

技術書典3に一般参加しました。

techbookfest.org

技術書典は、公式サイトにもあるとおり「技術書オンリーイベント」です。 公式サイトのサークルリストには194ものサークルの名前が書いてあります。 一部を除きオンリーイベントでは大規模な部類に入るのではないでしょうか。

会場は前回の技術書典2と同じ秋葉原UDX2階のアキバ・スクエアでした。 また、今回は同ビル4階に「立ち読み会場」と「戦利品会場」が設けられ、入場の順番待ちや戦利品入手後の際に利用することができるようになっていました。 私は軽く中を覗いただけですが、多くの方が利用しておられて繁盛している雰囲気でした。

今回初の試みは4階会場だけでなく、私が知る限り、

  • 「立ち読み会場」と「戦利品会場」の設置
  • 入場整理券の配布
  • 入場可能な整理券番号をWebで配信
  • 整理券による再入場
  • 独自の決済システムの導入

が行われました。 前回は雨の中待ち続ける時点でかなり体力を消耗してしまったので、今回の入場整理券はかなり助かりました。 現金不要な独自の決済システムを使いたかったのですが、iOS非対応ということで残念ながら利用できませんでした。 次回までにはiOS対応になりますかね……?

手にいれた技術書の紹介

ここからは、私が手に入れた技術書の一部を、紹介していきます。 なんとなく本イベントにおける技術書がどんなものか、といったものが分かるかもしれません(偏りはありますが)。 もちろん中身の詳細な紹介は避けますが、タイトルだけでもご迷惑がかかる可能性を排除できないため、タイトルやサークル名は伏せて紹介します。 「n冊目」とありますが、必ずしも手に入れた順番ではありません。

1冊目

「技術季報 Vol.2」です。技術書典公式ファンブックで、入り口すぐで頒布されていたものです。

techbookfest.orghttps://techbookfest.org/journal/2

イベントに関する注意事項や禁止事項に始まり、サークルカタログや前回の運営レポート、特集記事等が記されています。 注意事項や禁止事項は前日までに確認していたので私には不要でしたが、次回参加時の参考にはなると思います。 運営レポートには運営さんのご苦労が詰め込まれています。参加者として、運営に負担をかけないための心がけが重要ですね。

2冊目

「Gitの使い方」ではなく、Gitオブジェクトについて解説している技術書です。

普通にGitを使う上ではほとんど知る必要のないものですが、Gitに関連したツール等を作ろうとした際に必要となるかもしれないですね。 これまでGitを使う上でまったく意識することのないものだったので、興味本位で手に入れました。

3冊目

UEFIの機能を使ってOSを実装するまでを書いた技術書です。

最近(?)、「BIOSに代わる新しいファームウェア」と言われているUEFIが多くのマシンに搭載されるようになってます。 Web上でもUEFIの機能を使って色々面白そうなことをしているのを見かけますが、自分はイマイチまだピンと来てなかったので手に入れました。 おそらく自分のレベルにはまだ合ってないと思いますが、何とか理解できるよう頑張ります。

4冊目

IC10個でCPUを創っている有名な本がありますが、その本で登場するCPUの拡張に挑戦した技術書です。

私もその本を持ってまして、大変面白く勉強になりました。 本技術書はその本の応用編っぽい感じになるかなー、と思い手に入れました。 某有名国立大学ではCPU(だけでなくアセンブラやコンパイラ等)の設計や実装を実験として行うそうです。 それはやはりCPU自作を通じて得られるものが大きいことを意味しているのだと思います。 CPU自作が話題に上がることは少ないですが、もっと流行るべき分野ですね。

5冊目

深層学習をメインテーマとして、画像生成や分類問題、文書生成等に挑戦している技術書です。

深層学習が様々な分野で従来手法に匹敵、または上回る性能を出しており、今では技術書だけでなく一般書コーナーで並ぶ本にも登場するぐらい話題になっています。 私は機械学習の研究者ではないので詳しいことは分かりませんが、ここまで話題になっている以上、こういった分野も嗜んでおくべきかなと思い入手しました。 Sonyが2017年夏に発表したNeural Network Consoleにも触れており、なかなか鮮度の高い技術書です。

6冊目

ディープラーニングで将棋AIを作るまでを書いた技術書です。

5冊目と同じで、今流行りの分野なので入手しました。 つい数日前、AlphaGOを抜いて最強となったAlphaGO Zeroが登場しましたが、「人間 vs AI」は私含め多くの人の注目を浴びるようです。 注目する側ではなく、注目を浴びる側になりたい、という俗な考えがあったり無かったりするので、この辺の勉強もしておきたいです。

7冊目

同人誌即売会でクレカや電子マネーの決済を導入するお話を書いた技術書です。

私は普段の生活のほぼ全てを現金以外の方法で決済しています。 トラブル等を除けば、私がここ数ヶ月で現金で決済したのは散髪屋、ラーメン屋、カラオケぐらいだと思います。 もし私が何らかの同人誌即売会にサークル参加することがあれば、おそらく勉強も兼ねて電子マネー決済を導入すると思うので、 先行事例を知っておこうということで本書を入手しました。 お金の絡む話なので難しいことだらけですが、なかなかやり甲斐があるように思います。

8冊目

WebRTCを利用したWebアプリケーションに関する技術書です。

数年前からWebRTCが話題になってますね。当時、私は名前だけ知ってました。 WebRTCのRTCは、"Real-Time Communication"の略なのですが、当時電子工作にはまっていた私は"Real-Time Clock"の略だと思い込んでいました。 お恥ずかしながら「なんで時計なんかが話題になるんだろう」とか考えていました。いやー、思い込みって怖いですね。

当時と違って今は、IEを除き主要なブラウザがWebRTCに対応しています。 流行には乗り遅れましたがタイミングとしては悪くないと思い本書を入手しました。 今回入手した本の中で最も分厚い100ページ超えなので、読み応えがありそうです。

9冊目

光学ドライブ等のトレイを出し入れするために使用するejectコマンドを用いて工作をする技術書です。

頭にCDドライブのついたヘルメットを装着しているのをネットで見たのをキッカケに本ユーザ会を知りました。 最初知ったときは「普通にモータ使ってやれよ」的なことを思ったような気がしますが、 入手性が高く、信頼性が高く、安価で手に入り、物理的な接続も容易にできるCDドライブを使用するのはかなり合理的であるように思います。 おそらく某氏は合理性を最優先には考えておられないでしょうが、それでもそこから生み出される数々の作品には畏敬の念を禁じ得ません。

その他

ここで紹介したもの以外にも様々な技術書を手に入れることができました。 これらは全て私の中に知識や追体験として取り入れられることになります。 本当にありがたい限りです。

まとめ

前回参加した際は「次は提供する側として参加したい」と思って会場を去ったのですが、今回も一般参加に留まりました。 皆さんが持っておられる知識や経験を一つの作品として仕上げ、多くの方に提供しようとしてくださる心意気に感謝、尊敬しております。

いつになるかは分かりませんが、次回は作品と共に参加します。その際はよろしくお願いします。